東北2020.04.10 16:08
ブルガリアにビデオメッセージ=山形県村山市
東京五輪・パラリンピックでブルガリアのホストタウンに登録されている山形県村山市は、新型コロナウイルスの影響で自宅待機している新体操チームの選手たちに元気を出してもらおうと、応援ビデオレターを発信している。市民有志が出演し、エールを送る。
市は2017年に事前キャンプを開催してから新体操チームと交流を継続。市民中心で結成するファンクラブの会員数は約400人に上る。
第1弾の動画には会員7人が出演。ブルガリア国歌を斉唱し、三三七拍子のリズムでエールを送った。動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップし、ブルガリア新体操連盟にリンクを伝えた。
動画は一度きりでなくシリーズ化する予定。第2弾として、布や包帯といった身近なものでマスクを作る方法をレクチャーする内容を撮影した。今後はファンクラブだけでなく、ホストタウンのスポンサー企業も巻き込んでいく考えだ。
市教委東京五輪・パラリンピック交流課の担当者は「1年楽しみが延びたと思って盛り上げていきたい」と話している。