2021-07-30 17:23

秋篠宮さまが出席へ=東京五輪閉会式―宮内庁

 宮内庁は30日、東京五輪の名誉総裁を務める天皇陛下の名代として、秋篠宮さまが8月8日の閉会式に出席されると発表した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて参加者を絞るため、同妃紀子さまは同席しない。
 五輪憲章は国家元首が開会宣言をすると定めており、7月23日の開会式では陛下が会場で開会を宣言した。一方、閉会式は元首が指名する者でも出席が可能という。陛下は東京パラリンピックの名誉総裁も務めており、8月24日の開会式に出席する方向で調整が進んでいる。 
 1964年の東京大会では、昭和天皇が五輪の開・閉会式に、パラリンピックは当時皇太子だった上皇さまが、それぞれ名誉総裁として出席した。