2021-07-29 16:58
感染対策、現場は手探り=ハグも大目に―東京五輪〔五輪〕
連日、熱いドラマが世界中の注目を集めている東京五輪。東京都内を中心に新型コロナウイルスの新規陽性者数が連日最多を更新しているが、ほとんどの会場が無観客の大会で大きな混乱はない。ただ、現場はいまだに手探り状況が続いている。
感染予防策をまとめた「プレーブック」などには多くの規定があるが、注目度が高い競技によっては取材エリアに20人ほどの記者が密集。選手との距離は2メートルほど離れているものの、本来は記者同士も適切な距離を取る必要がある。運営側のあるスタッフは、「規定通りにやると現場が回らない。ある程度は柔軟にやるしかない」と語った。
コーチらは大声を避けるよう求められているが、競技が始まれば声の限りに選手を鼓舞することも多い。選手も競技が終わればマスクなしで仲間やライバルと抱き合い、健闘をたたえ合う。こうした感動の瞬間に割り込んで「ハグは避けて」と注意する者はなく、大目に見られるケースがほとんどだ。
国外から訪れたメディアのほとんどは、大会組織委員会が指定する感染対策が施されたホテルに宿泊している。入国から14日間が経過すれば、飲食店への出入りや公共交通機関の利用は自由。カヌーなどを取材しているフランス人のラジオ局記者は規定を全て守っていると言い、「あと6日間でレストランに行ける。日本食が好きなので待ち遠しい」と話した。
感染予防策をまとめた「プレーブック」などには多くの規定があるが、注目度が高い競技によっては取材エリアに20人ほどの記者が密集。選手との距離は2メートルほど離れているものの、本来は記者同士も適切な距離を取る必要がある。運営側のあるスタッフは、「規定通りにやると現場が回らない。ある程度は柔軟にやるしかない」と語った。
コーチらは大声を避けるよう求められているが、競技が始まれば声の限りに選手を鼓舞することも多い。選手も競技が終わればマスクなしで仲間やライバルと抱き合い、健闘をたたえ合う。こうした感動の瞬間に割り込んで「ハグは避けて」と注意する者はなく、大目に見られるケースがほとんどだ。
国外から訪れたメディアのほとんどは、大会組織委員会が指定する感染対策が施されたホテルに宿泊している。入国から14日間が経過すれば、飲食店への出入りや公共交通機関の利用は自由。カヌーなどを取材しているフランス人のラジオ局記者は規定を全て守っていると言い、「あと6日間でレストランに行ける。日本食が好きなので待ち遠しい」と話した。