2021-01-08 17:01

東京五輪開催「確信できない」=IOC最古参パウンド委員

 国際オリンピック委員会(IOC)で最古参委員のディック・パウンド氏(カナダ)が、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、今年7月に延期された東京五輪の開催に懐疑的な見方を示した。英BBC放送(電子版)が7日、報じた。「私は確信できない。ウイルスの急増という誰も触れたがらない問題が進行中だからだ」と述べた。
 パウンド氏はワクチンについて、出場する選手が優先して接種を受けられるようにすべきだ、との考えを改めて強調。さらに、接種が選手の日本入国の条件になる可能性も示唆した。