2021-07-24 15:02

マスク外し、「露骨なら措置」=IOCの五輪統括部長が強調〔五輪〕

 国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は24日、五輪メインプレスセンターで記者会見し、開会式の入場行進で一部の選手がマスクを着用していなかったことに関し、「露骨な場合は何らかの措置を講じる」と強調した。
 マスクの常時着用は新型コロナウイルス対策のプレーブック(規則集)で定められている。大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは「方針は示されている。(選手団の)コロナ対策責任者に着用の徹底を周知していく」と話した。
 開会式が無観客で実施された一方で、会場の国立競技場周辺に多くの人が集まった。高谷氏は「ゼロになるとは思っていないが、今の状況を踏まえて、この大会は自宅から家族や近しい人とテレビで観覧していただきたい」と理解を求めた。