2021-01-07 12:40
ワクチン接種、選手優先を=最古参のIOC委員―東京五輪
【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)で最古参のディック・パウンド委員(カナダ)が、7月開幕予定の東京五輪の中止を避けるため、出場選手が新型コロナウイルスのワクチン接種を優先して受けられるようにすべきだとの考えを示した。英スカイニュース(電子版)が6日報じた。
パウンド氏は「カナダで300〜400人の選手団が五輪に出場するため(優先的に)接種することには世論も反対しないだろう。それぞれの国の決断になり、列の割り込みだと言う人もいるだろうが、大会を開催するためには最も現実的な方法だと思う」と述べた。
既に英国では、同国選手団が7月までにワクチンを接種できるよう、政府と五輪委員会が協議しているという。
IOCのバッハ会長は昨年11月に来日した際、ワクチンの費用はIOCが負担するが、選手に対して義務化はしない考えを示していた。
パウンド氏は「カナダで300〜400人の選手団が五輪に出場するため(優先的に)接種することには世論も反対しないだろう。それぞれの国の決断になり、列の割り込みだと言う人もいるだろうが、大会を開催するためには最も現実的な方法だと思う」と述べた。
既に英国では、同国選手団が7月までにワクチンを接種できるよう、政府と五輪委員会が協議しているという。
IOCのバッハ会長は昨年11月に来日した際、ワクチンの費用はIOCが負担するが、選手に対して義務化はしない考えを示していた。