2021-07-20 07:41

レスリング、川井梨・須崎は金有力=重量挙げの三宅、厳しい戦い〔五輪〕

 【レスリング】女子は57キロ級の川井梨紗子と50キロ級の須崎優衣が金メダル候補の双璧。五輪連覇を目指す川井梨は実戦不足が懸念されるものの、ライバルは見当たらない。スピードを武器にする須崎は外国選手に強く、初出場の重圧さえ乗り越えれば頂点に届くだろう。
 68キロ級の土性沙羅は3年前に左肩を手術。五輪連覇には、タックルの精度をどこまで戻せるかがカギを握る。53キロ級の向田真優と62キロ級の川井友香子は優勝争いに絡む力がある。
 男子はグレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎が頭一つ抜けた存在。得意の投げ技に頼らず、寝技も駆使するなど技術の幅が広がった。
 フリースタイルは65キロ級で2018年世界選手権を制した乙黒拓斗が金メダルの本命。57キロ級で17年世界王者の高橋侑希も優勝争いに加わりそうだ。高谷惣亮は3大会連続出場で、74キロ級から86キロ級に階級を上げた。レベルの高い重量級でどこまで勝ち進めるか。
 ◇糸数はメダル視野
 【重量挙げ】女子49キロ級の三宅宏実が3大会連続のメダルを狙う。リオデジャネイロ五輪後は故障がちで試合出場が少ない。本番にピークを合わせ、厳しい戦いを勝ち抜けるか。八木かなえは階級区分変更で55キロ級となった後は記録を伸ばせておらず、苦しい状況。59キロ級の安藤美希子はリオの5位から飛躍を目指す。
 男子61キロ級の糸数陽一は2017年世界選手権2位と実績を積んでおり、メダル争いに加わりそうだ。73キロ級の宮本昌典、67キロ級の近内三孝も上位進出を狙える。
 ◇混合リレーで狙うメダル
 【トライアスロン】女子のエース高橋侑子ら男女各2人が出場。個人戦は入賞が現実的な目標となる。五輪初実施の混合リレーは1人あたりの距離が短く、メダルを狙う上でスプリント力に定評のある男子のニナー賢治の活躍が期待される。
 ◇1次リーグがカギ
 【ホッケー】5大会連続出場の女子に期待が集まる。1次リーグは世界ランキング2位のアルゼンチンなど、全チームが格上。主将の真野を中心に結束を図りたい。1968年メキシコ大会以来の出場となる男子は、開催国の意地を見せたい。