2021-07-13 15:53

野球、変則方式で狙う頂点=ソフトのエース上野は健在〔五輪〕

 【野球】2008年北京五輪から13年ぶりの実施。公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来、日本は金メダルを取っていない。再び採用されるか未知数の競技で、悲願の頂点を目指す。
 8年ぶりに日本球界に復帰した田中将が先発の軸。菅野が辞退した穴を、成長著しい山本らが補うか。救援には勢いのある平良、栗林ら若手が選ばれた。打線は鈴木誠、柳田、坂本、村上らプロ野球を代表する長距離打者がそろい、「金メダルを獲得するために最適なメンバー」と稲葉監督。
 出場は6チーム。1次リーグはA組の日本、メキシコ、ドミニカ共和国、B組の韓国、米国、イスラエルに分かれる。その結果を受け、敗者復活戦を含む変則の決勝トーナメントが行われる。
 韓国は北京で金メダルを獲得した強力なライバル。米国はDeNAのオースティンら日本で活躍する選手も招集した。他国も大リーグ経験者が含まれ、厳しい戦いとなる。
 ◇3大会ぶり連覇へ
 【ソフトボール】3大会ぶりに競技が五輪で復活し、日本は悲願の金メダルを獲得した08年北京大会との連覇を目指す。エースの上野は開会式前日の22日に39歳となるが健在。投打の二刀流で期待される藤田との二枚看板を中心に、1点を守り抜く戦いが身上だ。
 打線の中心は主将の山田や山本。外国勢には体格やパワーで劣るだけに、小技やサインプレーといった多彩な攻撃も必要になる。
 最大のライバルは18年世界選手権決勝で敗れた米国。エースのアボットら投打に好選手がそろう。総当たりの1次リーグは一つの負けが命取り。メキシコやオーストラリアも侮れない。
 ◇金含む複数メダルを
 【スポーツクライミング】初実施の競技。壁を登る速さを競うスピード、課題攻略の数を争うボルダリング、到達高度の高さを比べるリードの3種目の総合成績による「複合」で順位を決める。日本は「金を含む複数メダル」が明確な目標だ。
 男女各2人の代表はいずれもボルダリングが得意で、男子の楢崎智亜、原田海は世界選手権優勝を経験。楢崎は複合でも19年に世界一となり、五輪初代王座を視界に捉える。女子で第一人者の野口啓代、野中生萌も頂点をうかがう。