2020-12-24 17:16

東京五輪・パラ、追加協賛金は220億円=国内スポンサー全68社と契約延長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、新型コロナウイルスの影響で大会が来年夏に延期されたことに伴い、国内スポンサー全68社と契約延長に基本合意したと発表した。追加協賛金は約220億円。今年12月末までだった契約期間は1年延長される。
 追加協賛金は現金による支払いに加え、物品での提供なども含まれる。68社からは今年12月末までの契約で計3500億円の協賛金を得ており、国内スポンサー契約での組織委収入は総額約3720億円になる。
 最新予算計画で1180億円増えた組織委の支出は、増収見込みの760億円と予備費270億円、東京都が負担する150億円でまかなう。増収分は追加協賛金に加え、保険金が約500億円、五輪のマラソンと競歩の札幌移転で国際オリンピック委員会(IOC)が負担する約20億円など。