2020-11-13 20:27

バッハIOC会長、15日来日=菅首相と16日に会談

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が15〜18日の日程で来日する。来夏に延期された東京五輪開催に向け、16日午前に菅義偉首相と会談。五輪の新型コロナウイルス対策などについて大会組織委員会と協議し、東京・晴海の選手村と国立競技場(新宿区)を視察する。
 バッハ会長は来夏の開催を目指す姿勢を改めて示すとみられる。11日のIOC理事会後の記者会見では、日本側と大会中止を議論するかと問われて「答えは、ノーだ」と述べた。
 16日に菅首相、東京都の小池百合子知事とそれぞれ会談。国際パラリンピック委員会(IPC)、組織委との合同会議に出席した後、組織委の森喜朗会長と合同で記者会見に臨む。17日には選手村、メイン会場の国立競技場を視察する。
 IOCとIPC、組織委が大会準備状況を確認する合同会議は3日間で実施され、最終日の18日には会議を総括する記者会見が行われる。