2021-07-11 12:14
無観客で「収支整わない」=大会ボランティア全員維持へ―武藤組織委事務総長〔五輪〕
東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は11日、NHKの番組に出演し、五輪で東京都と神奈川、千葉、埼玉の首都圏3県、北海道と福島県の全会場が無観客となることを受け、大会経費における組織委の収支について「整わないことはまず間違いない」と述べた。
武藤氏は900億円を見込んでいたチケット収入が「何十億円程度に激減する」との見通しを示した。また、無観客になることで支出が減少する一方で、体制の見直しに経費がかかるとした。
組織委が募集した約7万人の大会ボランティアについては、無観客開催によって役割がなくなることも見込まれる中で「再配置や守備範囲を変えて、引き続き全員にボランティアとしての活動を続けていただきたい」と話した。
武藤氏は900億円を見込んでいたチケット収入が「何十億円程度に激減する」との見通しを示した。また、無観客になることで支出が減少する一方で、体制の見直しに経費がかかるとした。
組織委が募集した約7万人の大会ボランティアについては、無観客開催によって役割がなくなることも見込まれる中で「再配置や守備範囲を変えて、引き続き全員にボランティアとしての活動を続けていただきたい」と話した。