日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は５日、東京五輪の日本選手団旗手にバスケットボール男子の八村塁（２３）＝ウィザーズ＝と、レスリング女子の須崎優衣（２２）＝早大＝を起用すると発表した。
　八村は２０１９年に米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）のドラフト会議で日本選手として初めて１巡目指名を受け、２季目はプレーオフでも活躍。ＪＯＣを通じて「東京五輪は私がずっと夢見ていた舞台。旗手という大役を仰せつかり、大変光栄に思う」とコメントした。
　須崎は１７年から２年連続で世界選手権優勝。「このような状況下で五輪の舞台に立たせていただけることへの感謝を忘れず、いただいた役割を全力で全うしたい」との談話を出した。