2021-06-28 21:38

東京五輪選手団主将に山県起用へ=副将に卓球の石川有力―JOC〔五輪〕

 7月23日に開幕する東京五輪の日本選手団主将に、陸上男子短距離の山県亮太(セイコー)を起用する方向で日本オリンピック委員会(JOC)が調整を進めていることが28日、分かった。
 29歳の山県は2012年ロンドン大会で五輪に初出場。16年リオデジャネイロ五輪では400メートルリレーで日本の銀メダル獲得に貢献した。今月6日に100メートルで9秒95の日本新記録を樹立。25日の日本選手権では3位に入り、3大会連続の五輪出場を決めた。18年ジャカルタ・アジア大会でも日本選手団主将を務めている。
 関係者によると、副将は卓球女子の石川佳純(全農)、男女で務める旗手にはバスケットボールの八村塁(ウィザーズ)とレスリングの須崎優衣(早大)が有力候補に挙がっている。選手団の結団式は7月6日に行われる。