2021-06-28 18:59
五輪「巨大化見直す転機に」=山下JOC会長、特派員協会で会見〔五輪〕
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は28日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、開幕まで1カ月を切った東京五輪について、「これまでの巨大化した大会を見直し、ターニングポイント(転機)になる五輪。少しでも相互理解を深める大会になることを願っている」と述べた。
新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、開催に反対する声は多い。山下会長は感染対策を徹底していくことを強調した上で、「選手たちは国民の怒りの的になることを恐れている。たたくならJOC、あるいは大会組織委員会をたたいてほしい」と訴えた。
JOCが掲げる日本選手団の金メダル30個の目標については、「前提条件が変わった。達成が重要かと言われれば、ノーと明言したい。選手が思い切り挑戦してくれればいい」と話した。
新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、開催に反対する声は多い。山下会長は感染対策を徹底していくことを強調した上で、「選手たちは国民の怒りの的になることを恐れている。たたくならJOC、あるいは大会組織委員会をたたいてほしい」と訴えた。
JOCが掲げる日本選手団の金メダル30個の目標については、「前提条件が変わった。達成が重要かと言われれば、ノーと明言したい。選手が思い切り挑戦してくれればいい」と話した。