2021-06-25 20:21

選手村マンション、11月に販売再開=五輪延期で一時見合わせ

 東京五輪・パラリンピックの選手村を活用する分譲マンション「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」について、売り主の三井不動産レジデンシャルなど不動産各社は25日、11月中旬に販売を再開すると発表した。同マンションは大会延期に伴い、販売を見合わせていた。 
 同マンションは2019年夏に販売を開始。分譲用4145戸のうち、これまでに940戸を売り出した。残る約3200戸についても8月下旬にモデルルームを公開し、その後に発売する。
 大会終了後に改修などを行い、23年春に引き渡しを始める計画だったが、延期により24年3月下旬にずれ込む。購入契約者の一部は売り主に補償を求める調停を申し立てている。