2020-12-18 12:08

ドーピングは価値損ねる=橋本五輪相

 橋本聖子五輪担当相は18日の閣議後記者会見で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が組織的なドーピング問題を抱えるロシアの選手団を東京五輪・パラリンピックなどの国際大会から除外する裁定を下したことを受け、「ドーピングはアスリートの健康を害するだけでなく、多くの価値や魅力を大きく損なうもので、絶対に許されない。(東京大会は)クリーンな大会となるように準備に努めたい」と所感を述べた。
 東京大会前後に自治体が各国・地域の選手を受け入れるホストタウン事業への影響については「(ロシア選手は)個人としての参加もある。ホストタウンとしては交流を深め、しっかりした対応を続けていただきたい」と述べた。