2021-06-18 16:37
五輪観戦、「直行直帰」求める=組織委、観客向けガイドライン案公表
東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた観客向けガイドラインの素案を公表した。人流を抑制するため会場への「直行直帰」に協力するよう求め、会場内通路などでのグループによる飲食も控えるよう要望する方針。観客数上限については近く開かれる政府や東京都、国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で決まる。
組織委の中村英正大会開催統括は18日に東京都内で開かれたコロナ対策の専門家会合後、「マスクを外して大声で応援している方などは、退場いただくことを検討している」と述べた。会場での飲酒の可否は、今後の国内の規制状況を踏まえて判断する。
組織委はまた、大会時に海外から来日する大会関係者は五輪約4万1000人、パラリンピック約1万2000人の計5万3000人で、5月時点で試算した7万8000人から削減したと説明。大会時に必要な医療人員については、医師は約9割、看護師は約8割を確保できる見通しが立っているという。変異株が広がるインドなどから渡航する選手には来日前7日間の毎日のウイルス検査を課し、入国後3日間は他国との練習を避けることを新たに求める方針。
組織委の中村英正大会開催統括は18日に東京都内で開かれたコロナ対策の専門家会合後、「マスクを外して大声で応援している方などは、退場いただくことを検討している」と述べた。会場での飲酒の可否は、今後の国内の規制状況を踏まえて判断する。
組織委はまた、大会時に海外から来日する大会関係者は五輪約4万1000人、パラリンピック約1万2000人の計5万3000人で、5月時点で試算した7万8000人から削減したと説明。大会時に必要な医療人員については、医師は約9割、看護師は約8割を確保できる見通しが立っているという。変異株が広がるインドなどから渡航する選手には来日前7日間の毎日のウイルス検査を課し、入国後3日間は他国との練習を避けることを新たに求める方針。