2020-12-18 01:35

WADA会長「重要な裁定」=ロシア・ドーピング

 【ニューヨーク時事】スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、ロシア選手団を主要国際大会から2年間除外する裁定を下したことを受け、世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ会長は17日、「ロシア当局がデータを不正に操作したというわれわれの発見が支持された。世界中のクリーンなスポーツと選手たちにとって重要な裁定だ」との声明を発表した。
 WADAが当初4年間とした処分が2年間に短縮されたことについては「失望した」と表明。裁定を受け入れる意向を示し、「CASを尊重する。ドーピングに関する違反に対して、これまで科せられてきたものの中で最も力強い結果だ」とコメントした。