【シドニー時事】オーストラリア・オリンピック委員会（ＡＯＣ）は１１日、２０３２年夏季五輪・パラリンピックを東部ブリスベンで開催する案が７月の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会に諮られることについて、「運命の日」が決まったと歓迎した。
　ＩＯＣで東京五輪の調整委員長を務めるジョン・コーツＡＯＣ会長は、２月に五輪招致に向けてＩＯＣと優先的に対話することが決まってから「（国内で）懸命な作業と協力」が行われたと指摘。「われわれが３度目の夏季五輪を招致する利点について説得しなければならないのは（ＩＯＣの）委員だ」と強調した。