2021-06-11 12:40

IOCバッハ会長、7月来日=日本メディア、質問機会なし

 【パリ時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は10日、理事会後にオンラインで記者会見し、7月23日に開幕する東京五輪に向けて同月中旬に来日する意向を明らかにした。6月中の来日も模索していたが、新型コロナウイルス感染対策による自主隔離期間を考慮して見送ったという。
 東京五輪は開催を不安視する声があるが、バッハ会長は実施に向けた最終段階にあるとの認識を示し、「選手にとって最も重要なのは大会が開催されること」と意義を強調した。
 記者会見では複数の日本メディアが質問の機会を求めたが、IOC側は指名しなかった。