2021-06-10 21:54
JOC、レスリング協会に改善勧告=補助金流用、高田理事は退任
日本オリンピック委員会(JOC)は10日、東京都内で理事会を開き、国庫補助金などから日本代表コーチらに支払われる報酬の一部を寄付させて不適切に流用した日本レスリング協会に対して、組織改善を求める勧告処分を科すことを決めた。
寄付の総額は2012年までの3年間で約1400万円以上で、海外遠征時の関連費用などに充てられた。JOCは補助金の自主返納を求め、組織改善の実施状況を報告するよう義務付けた。
またこの日の日本協会オンライン理事会で、補助金問題に関与した前専務理事の高田裕司理事(67)の退任が決まった。26日の理事改選で候補に入ることを辞退したため。
寄付の総額は2012年までの3年間で約1400万円以上で、海外遠征時の関連費用などに充てられた。JOCは補助金の自主返納を求め、組織改善の実施状況を報告するよう義務付けた。
またこの日の日本協会オンライン理事会で、補助金問題に関与した前専務理事の高田裕司理事(67)の退任が決まった。26日の理事改選で候補に入ることを辞退したため。