2021-06-06 17:00

復興願い、五輪会場に植樹=都と被災4県

 東京五輪・パラリンピックの競技会場となる有明アリーナ(東京都江東区)で6日、東日本大震災や熊本地震の被災地の復興を願う植樹が行われた。植樹式に都幹部と岩手、宮城、福島、熊本の被災4県の東京事務所長が出席。「復興五輪」のシンボルとして、4県の県木が植えられた。
 植えられたのは、岩手がアカマツ、宮城と福島がケヤキ、熊本がクスノキ。福島県の内堀雅雄知事は「被災4県の樹木が力強く成長し、復興五輪を語り継ぐレガシーとなることを心から願う」との祝辞を寄せた。
 有明アリーナは、大会でバレーボールと車いすバスケットボールの会場として使用される。