銅メダルを獲得した卓球女子の古川は、自身の成長を実感した。準決勝で、相手のカットボールに苦しみながらも第３ゲームを終えて２―１とリード。続く２ゲームを落として敗れたが、３年前の東京大会金メダリストに強打で食らい付き、「今までで一番いい試合ができた」と胸を張った。
　２度目のパラリンピックでメダリストとなり、「やり切った」とすがすがしく話した。今後の競技活動は未定。他にも力を入れたいことがある。「今の自分はサポートしてもらう側なので、今度は自分が障害者をサポートする側に回りたい」と、新たな挑戦を模索している。