2021-05-22 10:33
負担少ない血液検査導入へ=東京五輪でテスト―WADA
世界反ドーピング機関(WADA)は21日、オンラインで理事会を開き、簡便で検体採取時の負担が少ない「乾燥血液スポット(DBS)検査」の導入を承認した。2022年北京冬季五輪・パラリンピックから本格的な運用を始める予定で、今夏の東京大会でも一部試験活用する。
DBS検査は、指先を針で刺す方法による少量の採血で検体採取が可能。輸送や保管にかかるコストの削減にもつながり、検査数の増加が見込まれる。
また、理事会では新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で激減した検査数が感染拡大前の水準まで回復したことが報告された。
DBS検査は、指先を針で刺す方法による少量の採血で検体採取が可能。輸送や保管にかかるコストの削減にもつながり、検査数の増加が見込まれる。
また、理事会では新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で激減した検査数が感染拡大前の水準まで回復したことが報告された。