2021-05-16 07:31
「不死鳥」の炎から採火=東京パラの聖火イベント―宮崎
東京五輪の聖火ランナーが各地を巡っているが、東京パラリンピックでも聖火リレーが五輪終了後に計画されている。トーチを持ったランナーが実際に走るのは競技会場のある東京都と静岡、千葉、埼玉の3県のみだが、全国各地で採火式などの「聖火フェスティバル」が行われ、大会を盛り上げる。採火のやり方は各自治体に任されており、宮崎県は巨大なフェニックスの絵を活用した独自の取り組みを進めている。
伝説上の不死鳥を意味するフェニックスは、五輪のテーマである「復興」に合わせ、同県が採用を決めた。また、ヤシ科の県の木「フェニックス」にもかけたという。
大会の1年延期が決まる前の昨年2月、県民から「フェニックスの羽根」を募集。A4サイズの紙に描かれた羽根に塗り絵してもらう方法で、約1万枚集まった。羽根は1枚ずつスキャンしてパソコン上で組み合わせ、デジタルのフェニックスを作成。「共生社会」というパラリンピックのテーマへの思いを込めた。
宮崎市内のシーガイアコンベンションセンターで行われる聖火フェスティバルは、「採火式」と火を東京へ送り出す「出立式」の2部構成。採火式では、巨大なスクリーン上でアニメーションなどを用いて2体のフェニックスの絵を動かし、フェニックスが吹き出した炎から採火するという壮大な演出が予定されている。
同県総合政策課の担当者は、「『共生社会』をテーマとする大会を盛り上げる一助にしたい。聖火フェスティバルを通して、県民の思いを東京に届けていきたい」と語る。
伝説上の不死鳥を意味するフェニックスは、五輪のテーマである「復興」に合わせ、同県が採用を決めた。また、ヤシ科の県の木「フェニックス」にもかけたという。
大会の1年延期が決まる前の昨年2月、県民から「フェニックスの羽根」を募集。A4サイズの紙に描かれた羽根に塗り絵してもらう方法で、約1万枚集まった。羽根は1枚ずつスキャンしてパソコン上で組み合わせ、デジタルのフェニックスを作成。「共生社会」というパラリンピックのテーマへの思いを込めた。
宮崎市内のシーガイアコンベンションセンターで行われる聖火フェスティバルは、「採火式」と火を東京へ送り出す「出立式」の2部構成。採火式では、巨大なスクリーン上でアニメーションなどを用いて2体のフェニックスの絵を動かし、フェニックスが吹き出した炎から採火するという壮大な演出が予定されている。
同県総合政策課の担当者は、「『共生社会』をテーマとする大会を盛り上げる一助にしたい。聖火フェスティバルを通して、県民の思いを東京に届けていきたい」と語る。