2020-12-14 12:35

東京五輪、4760億円を節約=改革案は85%達成―IOC

 【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は11日、既存施設や仮設会場の活用の促進によるコスト削減などについて2014年にまとめた40項目の五輪改革案「アジェンダ2020」のうち、既に85%を達成したと発表した。東京大会は約45億8000万ドル(約4760億円)を節約したとしている。
 改革案では男女均衡も推進し、女子の参加率は東京大会の48.8%から24年パリ大会では史上初めて50%まで上がる見通し。バッハ会長は「これらの成功に基づき、われわれはポスト・コロナの世界の形成に貢献できる」とコメントした。