2020-12-11 12:35
18年、ロシアの違反が最多=イタリア、フランスなどが続く―WADA
【ロンドン時事】世界反ドーピング機関(WADA)は10日、ドーピング違反に関する2018年の報告書を発表し、国・地域別の違反数では、東京五輪などの主要国際大会から4年間除外の処分を受けているロシアの144件が最多だった。イタリア、フランス、インド、ウクライナ、米国などが続き、日本は8件で51位。違反数は前年比で6.5%増の1923件だった。
競技別ではボディービルが最多の261件で、自転車(221)、陸上(193)が続いた。国際オリンピック委員会(IOC)からドーピングの横行が問題視されている重量挙げは、5番目に多い157件。
WADAは近年、内部告発者の専用窓口を設けるなど取り締まりを強化しているが、13年以降のデータでは違反数に大きな変動はなく、ドーピング文化の根深さが浮き彫りになった。
競技別ではボディービルが最多の261件で、自転車(221)、陸上(193)が続いた。国際オリンピック委員会(IOC)からドーピングの横行が問題視されている重量挙げは、5番目に多い157件。
WADAは近年、内部告発者の専用窓口を設けるなど取り締まりを強化しているが、13年以降のデータでは違反数に大きな変動はなく、ドーピング文化の根深さが浮き彫りになった。