2022-02-18 20:09

小島、ほろ苦い五輪デビュー=男子1000M〔五輪・スピードスケート〕

 小島は男子1000メートルで五輪デビューを果たした。この種目しか資格を得られなかっただけに、懸ける思いも強かったが、重く感じたというリンクに悩まされた。600メートルまでにつくったトップスピードを生かす持ち味を発揮できず、「自分の実力をしっかり出し切れなかった」。20位にとどまり、ほろ苦い結果となった。
 女子の第一人者、小平奈緒と共に結城匡啓コーチに師事する。この日は宿舎を出るとき、小平に「どんどん挑戦してほしい」と送り出された。「奈緒さんの背中があって、結城先生の指導があってこの場に来られている」と感謝の思いを述べ、「次は自分が日本を背負って戦う選手になるんだと感じた。頑張りたい」と誓った。