2020-11-17 07:50

FCVの道路清掃車とごみ収集車公開=冬季五輪に投入―北京

 14日付の中国紙・北京青年報(4面)によると、北京環境衛生工程集団傘下の京環装備設計研究院が自主開発した燃料電池自動車(FCV)の道路清掃車とごみ収集車が13日公開された。燃料の水素を充填(じゅうてん)する時間は1台10〜15分で、電気自動車(EV)への充電に比べ約4時間短縮できるという。2022年の北京冬季五輪にまず投入される計画だ。
 定格出力は84.5kW、搭載電池の最大容量は90kWhで、航続距離は500キロ。道路清掃車には四つ、圧縮式ごみ収集車には六つの水素タンクを搭載した。(北京時事)