2020-12-08 12:37

24年パリ五輪でブレークダンスを初採用=規模縮小、男女比は均衡

 【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、オンラインで理事会を開き、2024年パリ五輪でブレークダンス、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンを追加競技として実施することを承認した。ブレークダンスは五輪初採用。パリ大会組織委員会は、来年の東京大会で実施される野球・ソフトボールと空手を追加競技の候補に含めなかった。
 パリ大会は東京大会よりも規模を縮小し、参加選手数は1万1092人から1万500人に減らし、種目数は10減の329とする。特に、ドーピングや国際競技団体の運営が問題視される重量挙げとボクシングで選手数が減らされた。
 パリ大会では女子の比率を高め、史上初めて男女比が均衡する。混合種目が増える一方、日本勢のメダルが期待される陸上の男子50キロ競歩は除外された。