2021-04-09 10:05
東京五輪選手の優先接種「何とも言えない」=JOC強化本部長
東京五輪・パラリンピックに出場する日本人選手に対して、新型コロナウイルスワクチンを優先的に接種する案が政府内で浮上していることについて、日本オリンピック委員会(JOC)の尾県貢選手強化本部長は8日、「日程などは政府が決めること。何とも言えない」と述べた。
東京五輪で日本選手団総監督も務める尾県氏は「そういう考えはありがたいけれども、われわれとしては(優先接種できるように)順番を変えてくださいとは言えない。今はスポーツを特別扱いできる状況ではないと誰もが思っている」と慎重な姿勢を示した。一方で今後、選手が接種できる環境が整えば「具体的な状況になってきた時に至急考える」と述べた。
ワクチン接種を大会運営の前提としない方針を示してきた大会組織委員会の橋本聖子会長は7日、「世界のそれぞれの国や地域の接種状況は相当違う。アスリートが不公平感を感じないような状況をつくっていくことが必要」との認識を示した。
東京五輪で日本選手団総監督も務める尾県氏は「そういう考えはありがたいけれども、われわれとしては(優先接種できるように)順番を変えてくださいとは言えない。今はスポーツを特別扱いできる状況ではないと誰もが思っている」と慎重な姿勢を示した。一方で今後、選手が接種できる環境が整えば「具体的な状況になってきた時に至急考える」と述べた。
ワクチン接種を大会運営の前提としない方針を示してきた大会組織委員会の橋本聖子会長は7日、「世界のそれぞれの国や地域の接種状況は相当違う。アスリートが不公平感を感じないような状況をつくっていくことが必要」との認識を示した。