2021-04-07 15:32
瀬古さん「亡き先輩とともに」=64年五輪最終走者しのぶ―聖火リレー
東京五輪の聖火リレーは7日、三重県内で行われ、マラソン選手として一時代を築いた瀬古利彦さん(64)が、四日市市で同県での第1走者を務めた。
三重県桑名市出身の瀬古さん。ゆっくり走りながら、早大競走部の大先輩で、1964年東京五輪の最終聖火ランナーとなった坂井義則さんを思い出していたという。「一緒に走った。(この聖火が)開会式にともされるので、ぜひ楽しみにしてください」。11歳年上で、2014年に69歳で亡くなった坂井さんとはプライベートでも親交を深めていた。
聖火をつないだ距離は自身が力走してきた42.195キロよりはるかに短い約200メートル。「瀬古さんにとっては短すぎる。三重県全部走ってもいい」と軽口を飛ばして笑顔を見せた。
日本陸連でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める。東京五輪のマラソンまで残り4カ月となり、「選手たちは命がけで練習している。聖火を見て、もう一回スイッチが入り、メダルを目指して練習してくれると思う」と期待を込めた。
三重県桑名市出身の瀬古さん。ゆっくり走りながら、早大競走部の大先輩で、1964年東京五輪の最終聖火ランナーとなった坂井義則さんを思い出していたという。「一緒に走った。(この聖火が)開会式にともされるので、ぜひ楽しみにしてください」。11歳年上で、2014年に69歳で亡くなった坂井さんとはプライベートでも親交を深めていた。
聖火をつないだ距離は自身が力走してきた42.195キロよりはるかに短い約200メートル。「瀬古さんにとっては短すぎる。三重県全部走ってもいい」と軽口を飛ばして笑顔を見せた。
日本陸連でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める。東京五輪のマラソンまで残り4カ月となり、「選手たちは命がけで練習している。聖火を見て、もう一回スイッチが入り、メダルを目指して練習してくれると思う」と期待を込めた。