2021-03-28 23:42

栃木県内リレーで「密集」発生=東京五輪組織委

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、栃木県足利市内で同日行われた五輪の聖火リレーで、多くの人が集まった「密集」状態が発生したとの認識を示した。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「(観覧客の)肩と肩が触れ合い、前後左右の間隔が取れずに観覧されている状態に陥った」と述べた。今後の対策については「密を回避した状態で観覧いただけるような移動を徹底する」とした。 
 聖火リレーは3日間行われた福島県に続き、この日が4日目。組織委は新型コロナウイルス感染対策として、沿道で観覧客の肩が触れ合う状況などを密集状態と位置付け、注意喚起や走行取りやめの予告、該当区間の走行中断などを検討するとしている。