2021-03-25 21:59

盛況のセレブレーション=一日の終わりに歓声―聖火リレー

 Jヴィレッジでスタートした初日は、最終到着地の南相馬市で「セレブレーション」が行われた。国の重要無形民俗文化財に指定されている祭典「相馬野馬追」が行われる祭場地に午後5時すぎ、最終走者の室屋義秀さんがトーチを持って入場すると一般客からの拍手が起こった。点火された火が聖火皿で一気に広がると歓声も。室屋さんは「聖火をつなげて感動している。あすへの明るい未来を照らすと実感した」と興奮した様子だった。
 新型コロナウイルス感染対策で入場は1000人に限られ、事前登録者だけが参加できる仕組みとした。参加者はスポンサー企業によるグッズ配布やステージ上のパフォーマンスを楽しむ一方、運営スタッフは対人距離の確保を徹底するよう呼び掛けていた。