2022-02-06 22:19

小林陵が金メダル=日本勢第1号、スキー24年ぶり―男子NH〔五輪・スキージャンプ〕

 ノルディックスキー・ジャンプ男子は6日、個人ノーマルヒル(HS106メートル、K点95メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が275.0点で金メダルを獲得した。1回目に104.5メートルを飛んでトップに立ち、2回目は99.5メートルで順位を守った。
 日本勢の金メダルは今大会初めて。ジャンプで日本勢の優勝は、船木和喜が個人ラージヒルを制し、団体(岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木)でも金メダルに輝いた1998年長野五輪以来で24年ぶり。個人での金メダルは72年札幌五輪70メートル級の笠谷幸生、98年の船木に続き史上3人目。雪上競技の日本勢の金メダルも24年ぶり。
 兄の小林潤志郎(雪印メグミルク)は27位。1回目で32位の佐藤幸椰(雪印メグミルク)、38位の中村直幹(フライングラボラトリー)は2回目に進めなかった。 
[時事通信社]