2021-03-24 18:33

心待ちにするJヴィレッジ=聖火リレー出発式は簡素に

 聖火リレーがスタートするJヴィレッジでは、出発式の会場となる屋内施設の全天候型練習場に資材や花が運び込まれ、準備作業が進んだ。昨年は屋外のピッチ上に大掛かりなステージが組まれたが、リレー出発の2日前に大会延期が決定。Jヴィレッジの鶴本久也専務取締役は「直前で延期になり残念な気持ちがあったが、改めてスタートしていただき非常に光栄」と心待ちにするように話した。
 出発式は新型コロナウイルス対策で屋内での無観客開催となった。大会組織委員会によると、来賓や随行者の数も当初計画の約6割減となる見込みで、菅義偉首相も欠席。簡素な運営となる印象が強い。鶴本氏は「世の中の状況はまだまだ厳しいが、安心安全に運営できるようにサポートしたい」と語った。