サッカーの２０１１年女子ワールドカップで優勝した日本代表（なでしこジャパン）主将だった澤穂希さんが体調不良のため、２５日に予定していた東京五輪聖火リレーへの参加を見合わせることになった。２４日の大会組織委員会の記者会見で、なでしこジャパンで監督を務めた佐々木則夫さんが明らかにした。
　福島県のＪヴィレッジを出発するリレーでは、なでしこの優勝メンバーが第１走者を務める。佐々木さんの他、引退した宮間あやさんや丸山桂里奈さん、現役の鮫島彩選手（大宮）ら計１６人が参加。フランス１部リーグのリヨンに所属している熊谷紗希選手は入国制限措置などにより参加を断念し、米国でプレーする川澄奈穂美選手も辞退した。