2022-02-08 20:34
チームの成長示した日本=次は金メダル取れる強豪に―モーグル〔五輪・フリースタイル〕
フリースタイルスキーのモーグルは男子の堀島行真(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得し、日本勢は男子で前回平昌五輪銅の原大智に続いて表彰台に立った。女子は17歳の川村あんり(東京・日体大桜華高)が5位に入り、4人全員が決勝進出。チームとしての成長を示した五輪となった。
6日の女子の競技終了後、城勇太ヘッドコーチは声を詰まらせながら「勝つために戦略を立てて、川村も持てる力を出し切った」。懸けてきた思いがあふれ出した。
平昌で日本女子の代表は一人だけ。1998年長野五輪金の里谷多英、2014年ソチまで五輪5大会連続入賞の上村愛子らが活躍してきた勢いがしぼんだが、今回は今季ワールドカップ(W杯)で2位となった選手が代表から漏れるほどのハイレベルな争いが繰り広げられた。男子も最大の出場枠4を獲得した。
フィンランド出身の金メダリスト、ヤンネ・ラハテラ・コーチがターン技術などを教え、平昌まで五輪3大会出場の遠藤尚コーチは経験を伝えながら、言葉で選手を鼓舞。個々のレベルアップに加え、一体感が生まれた。上村さんは「自分が引っ張らないといけないという重圧はずっとあった。それを分け合えているのは日本の強み」とみる。
今後は平昌までの3大会で金4個を含むメダル8個を獲得したカナダのような強豪になることを目指す。今季限りで現役を退く選手もいる中、城ヘッドコーチは「次の五輪では金メダルが取れるようなチームにしていきたい」と誓っている。
6日の女子の競技終了後、城勇太ヘッドコーチは声を詰まらせながら「勝つために戦略を立てて、川村も持てる力を出し切った」。懸けてきた思いがあふれ出した。
平昌で日本女子の代表は一人だけ。1998年長野五輪金の里谷多英、2014年ソチまで五輪5大会連続入賞の上村愛子らが活躍してきた勢いがしぼんだが、今回は今季ワールドカップ(W杯)で2位となった選手が代表から漏れるほどのハイレベルな争いが繰り広げられた。男子も最大の出場枠4を獲得した。
フィンランド出身の金メダリスト、ヤンネ・ラハテラ・コーチがターン技術などを教え、平昌まで五輪3大会出場の遠藤尚コーチは経験を伝えながら、言葉で選手を鼓舞。個々のレベルアップに加え、一体感が生まれた。上村さんは「自分が引っ張らないといけないという重圧はずっとあった。それを分け合えているのは日本の強み」とみる。
今後は平昌までの3大会で金4個を含むメダル8個を獲得したカナダのような強豪になることを目指す。今季限りで現役を退く選手もいる中、城ヘッドコーチは「次の五輪では金メダルが取れるようなチームにしていきたい」と誓っている。