2022-02-08 22:28

「しょうがない」=羽生との一問一答〔五輪・フィギュア〕

 フィギュアスケート男子SPで8位と出遅れた羽生結弦との一問一答は次の通り。
 ―サルコーのミスは。
 穴に乗っかった。完璧なフォーム、タイミングでいったら穴に入った。トージャンプの穴だったので、しょうがない。
 ―その後の気持ちは。
 自分の感覚の中であれはミスじゃない。気持ちを切らさず、プログラムとして成り立っていた。
 ―悔しさは。
 それでも95点を出していただけてありがたい。他のクオリティーを高くできた自分を褒めたい。何か悪いことをしたからこうなってしまったのか、としか考えられないくらいのミスだった。
 ―五輪で強い気持ち。
 もちろんあった。何一つほころびもない状態だった。ミスの原因を探すと整理がつかない。氷に嫌われちゃったなって思いながらやっていた。
 ―フリーで4回転半。
 その予定。難しいジャンプ。全てのことに集中し、プログラムのどのパートも集中し続けたい。
 ―どんな演技を。
 氷に引っかからないように。一日一善だけじゃなくて、「一日十善」くらいしないといけないのかな。練習はしっかり積めてきていて、演技に関してはすごく自信がある。あとはもう神のみぞ知るというか。皆さんの思いを受け取りつつ、完成されたものにしたい。