2021-03-18 18:43
競技団体「水差された」=選考会本格化前に―東京五輪
東京五輪・パラリンピックの式典演出を統括する佐々木宏氏が不適切な提案をしたことを認めて18日辞任したことを受け、国内の競技団体からは困惑する声が上がった。
25日の聖火リレー開始を1週間後に控え、4月には各競技の代表選考会が本格化する。ある五輪競技団体の幹部は「選手に影響はないが、競技とは関係ない部分で水を差された。力が抜けてしまうところはある」と話し、大会開催への機運醸成に懸念を示した。
2月には組織委の森喜朗前会長が女性蔑視発言で引責辞任したばかり。問題発覚から時間を要した会長交代劇が記憶に新しいことから、別の競技団体関係者は「今回は組織委の対応が早かったことが救い」と述べた。
国立競技場や大会エンブレムのデザイン変更など、東京開催の決まった2013年から騒動は絶えない。漫画家のやくみつる氏は「招致してから頓挫の連続。大会自体の開催能力の欠如を感じざるを得ない」と断じた。
25日の聖火リレー開始を1週間後に控え、4月には各競技の代表選考会が本格化する。ある五輪競技団体の幹部は「選手に影響はないが、競技とは関係ない部分で水を差された。力が抜けてしまうところはある」と話し、大会開催への機運醸成に懸念を示した。
2月には組織委の森喜朗前会長が女性蔑視発言で引責辞任したばかり。問題発覚から時間を要した会長交代劇が記憶に新しいことから、別の競技団体関係者は「今回は組織委の対応が早かったことが救い」と述べた。
国立競技場や大会エンブレムのデザイン変更など、東京開催の決まった2013年から騒動は絶えない。漫画家のやくみつる氏は「招致してから頓挫の連続。大会自体の開催能力の欠如を感じざるを得ない」と断じた。