2021-03-14 15:05
選手優先接種に慎重姿勢=中国のワクチン提供で橋本会長―東京五輪
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は12日、東京都内で定例記者会見を開き、中国オリンピック委員会が東京大会参加者向けに新型コロナウイルスのワクチンを提供すると申し出たことに関し、「多くの皆さんが納得された上でなければ、アスリートは安心して(ワクチンを)受けることができないと思う」と述べ、選手優先のワクチン接種には慎重な見解を示した。
中国の申し出は、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が公表。橋本氏は「多くの方が接種して日本に来られることは日本国民の皆さんに安全と安心を提供できるのではないか、とバッハ会長からコメントがあった。取り組みたい気持ちが強いのではないかと感じている」とした上で、「この問題は日本政府がどのように考えるかということになる」と述べた。
橋本氏はまた、観客の上限を決める時期について「さまざまな職種、業界の方から、早いうちに示していただきたいという声がたくさん寄せられている」として、改めて4月に方向性を出す方針を強調した。この問題では、10日にバッハ氏が決定を5、6月まで先延ばしにする可能性を示唆していた。
中国の申し出は、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が公表。橋本氏は「多くの方が接種して日本に来られることは日本国民の皆さんに安全と安心を提供できるのではないか、とバッハ会長からコメントがあった。取り組みたい気持ちが強いのではないかと感じている」とした上で、「この問題は日本政府がどのように考えるかということになる」と述べた。
橋本氏はまた、観客の上限を決める時期について「さまざまな職種、業界の方から、早いうちに示していただきたいという声がたくさん寄せられている」として、改めて4月に方向性を出す方針を強調した。この問題では、10日にバッハ氏が決定を5、6月まで先延ばしにする可能性を示唆していた。