再選後にオンラインで記者会見したバッハ会長との主なやりとりは次の通り。
　―２期目の抱負は。
　オリンピック・ムーブメントをコロナ後の世界に合わせることが任務。私たちは変化を続け、難題をチャンスに変え続ける。私のモットーである「多様性の中の統一」を実現するため、全ての人の意見を取り入れるスタイルを続けたい。
　―どんな難題が起こりそうか。
　東京五輪と（来年の）北京五輪の準備は、すぐに取りかかる必要がある。
　―東京五輪延期で学んだことは。
　コロナの危機から得た教訓は、私たちが社会の中で、もっと連帯を必要としていることだ。
　―１期目は１００点満点で何点か。
　採点するのは私ではない。（多くの称賛を受けた）総会では、ＩＯＣ委員や国際社会、選手が８年間の成果をどのように判断しているかを確認できた。