2022-02-10 21:38

「何とか耐えたの大きい」=宇野昌磨との一問一答〔五輪・フィギュア〕

 銅メダルを獲得した宇野昌磨との一問一答は次の通り。
 ―銅メダルの結果は。
 4年間いろんなことがあり、(五輪で)再びこの場所に立ててうれしく思う。1年前はここに立てるような存在ではなかったので。この順位は、この4年間の成果。素直にうれしい。
 ―フリーの演技について。
 久々に試合で硬くなるような緊張をした。演技前から(ジャンプが)跳べる自信があまり湧かなかった。何とか耐えたのが大きかった。
 ―鍵山選手と表彰台に立った喜びは。
 優真君がいる限り、まだまだモチベーションを保ち続けられる。置いていかれないように、いつまでも「尊敬している先輩」と言われるようにしたい。
 ―今後もフリーは4回転ジャンプ5本の挑戦を続けるのか。さらに高みを目指すのか。
 高みは目指したい。ただ、僕に(4回転)ルッツはたぶん無理。新しいジャンプの挑戦はけがにつながることもあるので、なかなかタイミングが難しいところもある。
 ―2度目の五輪で見つかったことは。
 やはりジャンプの完成度は大切。ショートプログラムでは少しずつ着氷後のステップを取り入れているが、フリーではまだ余裕がない。新たなジャンプを、自分に合う種類を探っていきたい。