2022-02-10 21:41

「努力詰まった銀」=鍵山優真との一問一答〔五輪・フィギュア〕

 銀メダルを獲得した鍵山優真との一問一答は次の通り。
 ―銀メダルが決まった瞬間は。
 とてもうれしい感情になった。スケートを始めた時から五輪は夢。数年間、頑張ってきた全ての努力が詰まった銀。
 ―最後は倒れ込んだ。
 疲れました。最後まで何があっても諦めない滑りを見せられたらと思っていた。五輪の舞台で一つの悔いも残したくないという気持ちで、思い切り滑れて良かった。
 ―楽しめたか。
 団体戦やSPと違って緊張した。この演技で全てが決まると考えると。
 ―どう奮い立たせたか。
 緊張があっても、楽しむ気持ちは忘れずにいられた。平常心でいることができた。
 ―平昌五輪はテレビで見ていた。
 4年前の自分は、ここに立てるなんて思ってもいなかった。すごく密度が濃い4年間。
 ―父の正和コーチからの言葉は。
 悔いが残らないように、自分がやりたい演技をしてこい、と。(演技後は)おめでとうという言葉をもらった。いい親孝行ができたのではないかと思う。
 ―次は金メダルという自信は。
 金メダルを取れるかどうかというより、もっと成長できると思った。フリーは細かいミスがあった。まだまだやれるぞと感じた。