2021-03-08 20:37

一般10キロ、9日から募集=東京五輪マラソンのテスト大会

 札幌市で今夏開催される東京五輪のマラソンに向け、テスト大会として5月5日に行われる「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」の実行委員会は8日、一般ランナーが対象となる10キロの募集を9日に始めると発表した。実業団選手らトップランナーの出場を想定しているハーフマラソンの要項などは、後日に発表される予定。
 10キロの定員は北海道在住の500人を含む2500人。それを超える応募があれば抽選となる。申し込みはインターネットで15日まで受け付ける。 
 10キロレースに関する新型コロナウイルス予防のガイドラインも明示。走っている最中も他の参加者との間隔を1メートル以上空けるなどとしている。
 テスト大会の具体的なコロナ対策は4月以降に公表される見込み。この日開かれた東京五輪・パラリンピック組織委員会と札幌市、北海道による実務者会議の後、同市内で記者会見した組織委の森泰夫大会運営局次長は「聖火リレーなどの情報を収集しながら、検討を進めていく」と語った。