2021-02-26 11:59

丸川五輪相、3月判断に一定理解=橋本会長の観客受け入れ見解

 丸川珠代五輪担当相は26日の閣議後の記者会見で、東京五輪・パラリンピックでの観客受け入れの判断を3月にすることについて「難しい判断になるが、国民の皆さんの安全安心を優先して議論を進めたいと思う」と述べ、一定の理解を示した。
 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が海外からの観客受け入れを判断する時期は「4月か5月の初め」と述べたことに対し、大会組織委員会の橋本聖子会長は聖火リレーの始まる3月25日を一つのめどに方向性を示すべきだとの見解を25日に示した。 
 丸川五輪相は橋本会長の真意は「4月末か5月では少し遅いのでは」とのことだったと明かした。