東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は２５日、大会での観客の受け入れについて「聖火リレーが３月２５日にスタートする。方向性はそのくらいで一度示さなければならない」との認識を示した。東京都内で報道陣の質問に答えた。
　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長は２４日の記者会見で、海外からの観客受け入れ可否を判断する時期は「４月か５月の初め」との見通しを示した。国内外に分けて検討する可能性があり、橋本会長も段階的な判断に言及した上で、「聖火ランナーが走るということは開催に向かっていくわけだから、そのタイミングは大事」と述べた。