2022-02-14 01:20
高木美、新たな才能開花=短距離でもメダル〔五輪・スピードスケート〕
女子500メートルでゴールした直後、高木美は右手を突き上げ、何度も両拳を握り締めた。五輪で37秒12の自己ベストをマークし「自分でもびっくり」。好記録が出やすい高地リンクのカルガリーで2019年3月に出したこれまでの自己記録(37秒22)を塗り替えると、最終順位は銀メダル。「驚いている気持ちでいっぱい」。結果を知ると、跳び上がって喜んだ。
最初の100メートルを10秒41で通過すると、残り400メートルのラップは、優勝したエリン・ジャクソン(米国)と同じ26秒71。圧巻の滑りで1500メートルに続いて今大会2個目のメダルを引き寄せた。
前回の平昌五輪で金、銀、銅のメダルを獲得。19年には1500メートルで世界記録保持者になった中長距離のエースだが、日体大で指導する青柳徹さんは「もともとの身体的な能力は短距離系」と指摘する。
五輪に500メートルで臨んだのは3度目の出場で初めてだった。「挑戦した証し。誇りたい」。これで今大会の出場は4種目目。オールラウンダーとしての幅の広さを結果で示した。
スプリンターの潜在能力を五輪で開花させた日本選手団の主将。15日には連覇が懸かる団体追い抜きを控える中、新型コロナウイルスで陽性となり離脱していたデビット・コーチが戻ってきた。「ここからだなと思っている。やっとそろったチームジャパンで頑張りたい」と先を見据えた。
最初の100メートルを10秒41で通過すると、残り400メートルのラップは、優勝したエリン・ジャクソン(米国)と同じ26秒71。圧巻の滑りで1500メートルに続いて今大会2個目のメダルを引き寄せた。
前回の平昌五輪で金、銀、銅のメダルを獲得。19年には1500メートルで世界記録保持者になった中長距離のエースだが、日体大で指導する青柳徹さんは「もともとの身体的な能力は短距離系」と指摘する。
五輪に500メートルで臨んだのは3度目の出場で初めてだった。「挑戦した証し。誇りたい」。これで今大会の出場は4種目目。オールラウンダーとしての幅の広さを結果で示した。
スプリンターの潜在能力を五輪で開花させた日本選手団の主将。15日には連覇が懸かる団体追い抜きを控える中、新型コロナウイルスで陽性となり離脱していたデビット・コーチが戻ってきた。「ここからだなと思っている。やっとそろったチームジャパンで頑張りたい」と先を見据えた。