2021-02-19 16:14

橋本新会長「魂込める」=組織委職員にあいさつ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長が19日、東京都内の事務局で職員に向けた就任あいさつに臨み、「オリンピアンとしての魂を込め、自信と誇りが持てる東京大会になるべく会長として全力を尽くしたい」と語った。
 森喜朗前会長が女性蔑視発言の責任を取って辞任し、大会まで5カ月と迫った時期に五輪担当相を辞して後任を引き受けた。新型コロナウイルス感染収束が見通せず、開催への支持率が低下している現状を踏まえた上で「困難な問題は山積しているが、世界が直面する大きな課題は東京、日本でしか乗り越えることができない。国、東京都とコロナ対策で連携し、信頼される東京大会にしていくことが私の最大の使命だ」と述べた。