2021-02-18 21:59
山下JOC会長、非公開の正当性主張=橋本氏の選出受け「重い決断された」
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は18日、東京都内で取材に応じ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子氏が選出されたことを受け、「最適の方。大変重い決断で、かなりの覚悟と勇気を持って受けていただいた。厳しい困難な状況だが、ともに協力しながら大会開催に向けて進んでいきたい」と述べた。
山下氏は候補者検討委員会のメンバー。非公開で行われた会議については正当性を主張。「公開にしたらスポーツ界、政界からさまざまな形で圧力がかかるのは間違いない。委員が本音で、信念に基づいて考えを述べる環境が大事だと思った」と説明した。女性メンバーから「女性ありきで選ぶべきではない」「アスリートに寄り添う方であってほしい」との意見が出たことも紹介。議論は活発だったという。
有力候補に山下氏が挙がったとの報道については、「とても私には、一つ一つの決断を下していくだけの見識も力量もない。柔道、スポーツ、教育の世界だけで生きた人間に務まるような仕事ではない」と語った。
山下氏は候補者検討委員会のメンバー。非公開で行われた会議については正当性を主張。「公開にしたらスポーツ界、政界からさまざまな形で圧力がかかるのは間違いない。委員が本音で、信念に基づいて考えを述べる環境が大事だと思った」と説明した。女性メンバーから「女性ありきで選ぶべきではない」「アスリートに寄り添う方であってほしい」との意見が出たことも紹介。議論は活発だったという。
有力候補に山下氏が挙がったとの報道については、「とても私には、一つ一つの決断を下していくだけの見識も力量もない。柔道、スポーツ、教育の世界だけで生きた人間に務まるような仕事ではない」と語った。